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天神エフエム株式会社(てんじんエフエム)は、福岡県福岡市中央区に本社を置き、超短波音声放送局を運営する企業。 会社設立後から2010年までは、福岡市及びその近郊を放送対象地域とし「FREE WAVE(フリーウェーヴ)」(コールサイン:JOZZ0AA-FM)の名称でコミュニティFMラジオ放送を行っていたが、2011年からは九州国際エフエムから九州北部を主な放送対象地域とする外国語放送局(愛称:Love FM(ラブエフエム))の事業を引き継ぎ、コミュニティFM事業に代わって行っている。同年7月1日、ラブエフエム国際放送に社名変更した。 == 概要 == 西日本鉄道(西鉄)が28%を出資しており、西鉄グループのひとつでもある(その他の株主はエフエム福岡、シティ情報ふくおか、西日本新聞社など19社)。本業であるラジオ放送事業のみならず、天神地域における各種イベントの企画運営も行っている。 コミュニティFM局としては、サテライトスタジオを設けているソラリアプラザビル屋上に送信アンテナを設け福岡市中心部に電波を出していたほか、J:COM福岡(78.3MHz)、九州地区のUSEN440・CG-31chでも再送信を行っていた。 2010年(平成22年)6月5日に福岡の新聞各紙で、福岡県を含む九州北部を主な放送対象地域とした外国語放送局・九州国際エフエム (Love FM) の事業を西鉄が引き受ける方向で検討に入ったと一斉に報じられたが、これが実際に行われた場合、西鉄のLove FMへの出資比率が10%を越えるとマスメディア集中排除原則の出資規制(放送対象地域が重複する場合、同一の者が両者の10分の1を超える議決権の保有を禁止する)に抵触するため、Love FMへの出資比率を10%以内に抑えるか(この場合は西鉄が共同スポンサーを捜す必要に迫られる)、天神エフエムへの出資比率を10%未満に引き下げるかのいずれかを迫られることになり、その行方が注目されていた。 2010年11月22日に九州国際エフエムと天神エフエムとの間で吸収分割を行い、九州国際エフエムの超短波放送事業(Love FM事業)を天神エフエムに承継させることが両者の株主総会で承認され、両社から発表された。両社からは総務省九州総合通信局に放送免許の承継の認可申請を行い、12月22日に同局が認可している。 天神エフエムはコミュニティ放送「FREE WAVE」としての放送を2011年1月1日午前0時をもって終了し、同日より「Love FM」のステーションネーム・放送周波数を継承して九州北部での外国語放送を開始した。免許承継の関係上、2月28日までは天神エフエムによる「Love FM」としての放送も九州国際エフエムが所有していた岩田屋本店内のスタジオから行われたが、3月1日からは、ソラリアプラザ内サテライトスタジオからの放送に切り替えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天神エフエム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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